元不動産業者が、安値で家を買い叩かれそうになったエリートのキャリアウーマンの家を190%で査定させた話

この記事は、某大手の不動産会社で働いていた私が、知人女性の不動産を190%(約2倍)で査定させた話だ。

知人女性の物件は正直かなり低価格の物件だったが、数百万円も査定額が増えた。もし、一戸建てなどの場合にはもっと良い条件で売れていただろう。

「そんな嘘みたいな話あるのか?」と思う方も最後まで読めば納得してもらえるはずだ。
インフレやバブル崩壊などが騒がれている2022年現在、この文章を読むのはタイミングとしては少しギリギリかもしれないためなるべく急いで行動に移してほしい。

この方法は家、マンション、土地、別荘その他、不動産ならなんでも高く売れる方法だ。査定理由も相続、離婚、住み替え、ただ不動産の価値を知りたいとかなんでもOKだ。この記事に書いてあること通りに行動してもらえれば再現性は非常に高い。

不動産会社に安値で買い叩かれている人があまりにも多いため、損する個人が少しでも減ればと思い記事を執筆した。(ただし、データをそのままアップすると不動産会社や知人にも迷惑がかかる可能性もあるため、一部脚色や編集させて頂いている点はご了承して頂きたい)

知人女性のWさんを救った話

前置きは長くなってしまったのだが、本題に入る。
今回、知人女性Wさんが所有をしている不動産が高く売れないか?という相談を受けることになったのがそもそもの経緯だ。日頃からお世話になっていたため、二つ返事で相談に乗ることにした。

因みにWさんは、元々外資系企業などで働いていたようなバリバリのキャリアウーマンなのだが、不動産に関する知識は少なかった。(正確には、Wさん自身はネットで調べて詳しいという自負があったようだが、私から見れば素人同然だった)

早速Wさんが所有をする、不動産情報の詳細を教えてもらった。物件のスペックは数年前に500万円弱で購入した中古物件だった。知り合いの不動産屋から「すごい掘り出し物件がある」との事で勧められ生活に余裕があったWさんは即購入を決断したという。

しかし、色々と事情があるため今回売却したいとのことだった。
実は、私に相談する前にWさんはいくつかの不動産会社に直接足を運んで事前に査定依頼をしていた。

 

大手のA社「380〜480万円」

全国チェーンのB社「420万円」

信頼できる地域密着のC社「0万円」(査定不可)


という形で査定額が出ていた。
私は、この査定結果を見たときに心の中で「安値で買い叩かれているな・・」と思った。

知り合いの不動産屋から紹介物件にも関わらず、購入していた金額よりもかなり低い金額の査定結果にWさんは相当ショックを受けていた。

「信用してた人だったのに本当残念だわ…」と何度も愚痴をもらしていた。

Wさんの気持ちは共感出来るものの、以前の私だったらその不動産屋と同じように上手いこと理由付けをして売っていたと思うと少し胸が痛かった。

 

不動産を高く売るための3つポイント

私は、まずWさんに不動産を高く売るための3つの事を教えることにした。いきなり答えを出すというよりどうすれば高く不動産を売れるのかを教えた。

以下がWさんに教えた3つの事だ。

①個人は不動産取引において自分がカモという認識を持つべき。

言葉は悪いが、大切な事なので最初に伝えたいと思う。元々不動産業界にいた私(不動産のプロ)からすれば、一般の個人はあまりにも知識が無さすぎる。

例えば、不動産業界の人しか見ることができないレインズもその一つだ。レインズとは、不動産の売買情報を閲覧できるサービスなのだが一般人は閲覧が出来ない。この他にも個人ではアクセスが難しいものが多数ある。

これらは一例で、不動産は金融と同じようにプロと素人の情報格差が大きい分野だ。だから、不動産を買ったり売ったりする時は、自分がカモだというぐらいの認識でいた方が損をしないで済む。

あと、頭が良くて高学歴のエリートの方々は特に注意をしてほしい。多分、賢い人ほど自分に自信があるからか自己判断するのだと思うが、結構損をしている人が多いように思う。

余談だが、数年前に話題になったかぼちゃの馬車で損してしまった大半は高学歴、高収入エリート達だ。(私が知ってる不動産界隈の連中は「アレは絶対買わないよ」と口を揃えて言っていた)

こうゆう私も、以前は毎日お客さんに対して申し訳ない気持ちを持ちつつも会社でノルマや昇進のために仕事をしていた。

②不動産は会社によって得意不得意が存在することを理解する

また、不動産会社は得意不得意な物件があるということを理解してほしい。

例えば、個人の一戸建ては高く買取できるけど、アパートは難しい。投資用マンションはOKだけど、別荘は無理みたいなのが存在する。

ここで注意しないといけないのは、会社規模はあまり関係無いということ。誰もが知っている大手不動産会社よりも街の不動産屋の方が高く買い取ってくれるケースもざらにある。

特に日本人は大手企業を信じる傾向が強いため、大手や名前を聞いたことがある会社を良い(高く査定してくれる)と判断してしまう人が多い。

あと、「どこよりも高く査定します」みたいなのをよく見るが基本的に信じない方が賢明だろう。街のリサイクルショップやブランド品買取店を思い浮かべて欲しいのだが、本当に高く買い取りされた試しが無い。はっきり言って単なるキャッチコピーだ。

③最低でも5社〜10社、できればそれ以上は査定する

これは、リモートワークが普及した現在でも平日仕事がある人にとっては時間と手間がかかり結構きつい話なのだが、最低でも5社、できれば10社以上の不動産会社であなたの不動産を査定してもらったほうが良いということだ。

②でも説明したように会社によって得意不得意な分野が異なるため査定額に違いが出る。だから、できるだけ多くの不動産会社に査定をしてもらう事で高く不動産を売却できる可能性が一気に上がる。

それによって高く買取してくれる業者が見つかるからだ。

因みに、1社で査定をするのに約2時間、それ以外にも電話のやり取り等を含めるとかなり時間がかかったようだ。不動産会社の場所もバラバラだったため都市部在住でも土日をフルで使い1ヶ月ほどかかったそうだ。

古本やブランド品を売るのと違って、年収ぐらいの金額が簡単に変わってしまうので、たとえ面倒でも10社〜15社ぐらい徹底的に不動産会社に査定をしてもらうのが理想だ。私なら20社は最低でも査定すると思う。

近くの不動産会社だけでは無く、面倒でも遠出して色々な所で査定をしてもらうことも重要だ。

あと、不動産会社から「どこで査定してもほとんど変わりませんよ」みたいな事を言われても、営業トークだと思ってスルーしよう。

幸いにもWさんは3社の査定を事前にしていたので、この点は良い判断だった。

ここまでの3つをまとめると、

  1. 自分は情報が無いという認識を持つこと
  2. 不動産会社によって得意不得意があるということ
  3. 査定は最低でも5社、理想は10〜15社で行うこと

Wさんから感謝された不動産を高く査定させた方法

ここまで3つのポイントをお伝えしたが、不動産を高くうるためには結構面倒なことが多いと感じたはずだ。

でも、私がWさんに教えた方法なら3つのポイントをすべてを解決することができる(しかも無料で)。

それがこの「イエウール 」というツールだ。

>>イエウールの公式リンクはこちら

簡単に説明をすると、イエウールに登録している日本全国1600社以上の不動産会社の中からあなたの不動産を最も高く査定してくれる会社を知ることができるというものだ。

スマホやPCから24時間いつどこでも無料で査定ができる上、時間も2分程度だ。

Wさんの不動産を査定してみた結果、

なんと、中小不動産会社のD社から「750万円」という査定額が出た。

この査定額にWさんはとても驚いていた様子だった。

Wさんは、以前に査定した会社と査定額に大きく差があったため、実際にその不動産会社へ連絡をして聞いてみた。高く査定を出した理由も納得がいくものだったため、Wさんも安心したようだった。

査定結果(左がサービス利用後、右は利用前)
Excelで査定結果をまとめたもの

買った金額よりも高い金額で売却できるとWさんは喜んでいた。
後日、私はお礼として焼肉を奢られるのだった。

Wさんが利用したイエウールの特徴まとめ。

  • 完全無料で利用する事ができる(※現時点)
  • 最も高い査定額の不動産会社がわかる
  • わざわざ不動産会社へ出向く必要がない
  • 土日祝関係なく24時間サービスは利用できる
  • 日本全国どこの不動産も可能
  • スマホやPCから簡単に査定ができる
  • しつこい営業や悪質な会社が無い
  • 家、土地、農地など不動産はなんでも査定できる
  • 利用方法も簡単で入力は2分ほどで完了する

イエウールでは優良不動産会社しか登録することができない。しつこい営業や評判が悪い不動産会社は登録抹消される仕組みになっている。上場企業が運営しているのでその点も安心できる。

正直、一昔前なら有料でも良いぐらいのサービスだが、現時点では無料で利用することができる。今のうちに利用してみることをおすすめする。

今まで安値で不動産を買い叩いていた不動産会社にとってはたまったものではないが。

ここまでが損せず不動産を売却する方法についての記事だ。

きちんと3つのポイントを理解した上で査定すれば損することは無くなるので是非実践してみてほしい。

>>イエウールで不動産を価格を調べる(無料)

あとがき

ご存知かもしれないが、日本国内の不動産は高値だ。国内の空き家は年々増え現在860万件ほどあるにも関わらずバブルのためか、不動産価格は中々下がらない。

驚くのは都市部だけではなく、田舎の古民家や土地なんかも数年前では考えられないような金額で取引されている。

「親から相続した田舎のボロい家を査定してみたらウン千万円だった」みたいなドラマのような話も結構ある。購入した当時の価格よりも高い金額で売れる可能性もあるのだから。

例えば、北海道のニセコという田舎の地域は数年で約7倍も価格が高騰したという事でも有名だ。
これと同様に他県でも不動産や土地の高騰が顕著だ。都市が近いエリアにおいては、かなりの確率で価格上昇が見込めることだろう。

知人の富裕層も最近になって地方の不動産を高値で売却できると話をしていた。やはり時期的には今が美味しいという事をお金持ちはわかっている。

このような状況において今すぐに売る気が無くても不動産の価値評価だけでもやっていおいて損は無い。査定してもデメリットは全く無い。しいて言うならば数分の時間だけだ。

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購入時よりも高い金額で売却できそうなら、人生の選択肢が増えるかもしれない。逆に査定結果に満足いかないなら売らなければ良いだけの話である。

2022年現在、経済政治の先行きが見えない。これから大地震、そしてリーマンショック級の大不況が来ると言及している経済評論家も少なくない。そうなれば高騰しすぎた不動産価格が暴落する可能性が極めて高い。現在の不動産価格がピークなのかもしれない。

ここで紹介したサービスを使わなくても構わない。ただ、ご自身で不動産の価値を把握し今後の立ち回りを考え準備をしてほしい。
直近のドル高円安で得をしているのは、紛れもなく過去にしっかり準備をした人達だ。
今後、不動産価格が大きく崩れた時に、ここまで読んでくれたあなたにはどうか損をしない人であって欲しい。とにかく早め早めの準備だけはしてほしい。

少々、脱線してしまったが、個人が不動産で損をせずに業界全体がより健全になればと思っている。

今回に限らず機会があれば不動産に関してはプロ向けの情報を初心者にもわかりやすく引き続き発信していきたいと思う。

 

参考リンク:イエウール